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- 【金沢市版】固定資産税の負担を考え、相続不動産を売却した事例
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1. 金沢市にお住まいのR様が、「相続不動産を保有する場合の費用を知り、売却を選択した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市鈴見台 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 110.82m² | 土地面積 | 220.05m² |
築年数 | 48年 | 成約価格 | 900万円 |
間取り | 5DK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は金沢市にお住まいの50代のR様です。
お父様がお亡くなりになり、市内にある実家を相続することになりました。
R様はすでにご自宅のマンションがあり実家には住む予定がありませんが、自身の子どもに不動産を残したいと思ったため、保有を検討しています。
しかし、保有することで発生する管理費や税金次第では、売却することも考えています。
ひとまず、査定だけでもしてもらおうとR様は不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を保有するか売却するか迷っている。
不動産会社の探し方・選び方
R様は近くの不動産会社をネットで探し、その際に下記の2点を重視しました。
- 無料査定を行っている
- 適正価格を提示してくれる
最終的に上記2点に加え、LINEからも問合せ可能と記載があり、気軽に相談可能だったので相談することにしました。
R様の「トラブル・課題」の解決方法
R様はご実家の相続後にかかる費用について懸念されていらっしゃいました。
そのため、R様には一戸建て保有にかかる費用について詳しく説明しました。
1. 相続した不動産を保有する際にかかる費用
不動産保有にかかる費用は、以下のようなものが挙げられます。
【不動産を相続した後にかかる費用】
- 固定資産税 固定資産税評価額 × 1.4%
- 都市計画税 固定資産税評価額 × 0.3%
- 維持管理費 定期的な清掃や修繕、庭木の手入れなど
- 火災保険 建物の保険料
2.「結果」
弊社は、具体的な数字を出し、説明をさせていただきました。
R様は、思っていたよりも維持費がかかることが分かり、売却することにされました。
その後、弊社と共に売却活動を進めた結果、R様のご実家は約5ヶ月で買い手が見つかり、無事に売却を完了することができました。
R様は「ここに相談したおかげで適切な判断をすることができました」と大変満足されています。
2. 金沢市にお住まいのE様が、「固定資産税を延滞した場合の対処法を知り相続不動産の売却を決断した事例」
お客様の相談内容
相続物件 概要
所在地 | 金沢市石引 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 96.80m² | 土地面積 | 155.75m² |
築年数 | 48年 | 成約価格 | 750万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は金沢市にお住まいの60代E様です。
お父様が亡くなり、ご実家を相続することになりました。
特に利用する予定はありませんでしたが思い出の詰まったご実家だったため、手放すことにためらいを感じています。
しかし、相続したご実家が建っている土地は面積が広いため、今後、長期的に固定資産税を払っていけるか不安を感じています。そのため、売却も視野に入れ不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した実家を保有したいが固定資産税の負担が大きく、将来的に支払えなくなるリスクがある。
不動産会社の探し方・選び方
E様は近くの不動産をいくつか訪問し、そのなかで
- 親身になって話を聞いてくれた
- 相続不動産における固定資産税について知見があった
上記2点で信頼できると感じた不動産会社に相談することにしました。
E様の「トラブル・課題」の解決方法
E様から「もし固定資産税の支払いが困難になった場合、どのように対応すればよいでしょうか?」と質問がありましたので、お答えしました。
1. 「固定資産税」の支払いが困難な場合の対処方法
固定資産税は毎年課税されます。
そのため、経済的な事情で支払いが困難になることは珍しいケースではありません。
【固定資産税の支払いが困難な場合の対処方法】
- 役所に「分割払い」の申請をする
- 役所に「減免措置」の申請をする
- 役所に「徴収猶予」の申請をする
- 不動産を売却して手放す
未納が続くと延滞金が発生し、最悪の場合は財産の差し押さえに発展することもあります。支払いが困難な場合は、早めに対処することが重要です。
2.「結果」
弊社の説明を受け、E様は将来的に固定資産税の負担を軽減するため思い切って手放すことにしました。
売却開始から4ヶ月で買い手が見つかり、E様は無事にご実家を手放すことができました。
「少し寂しい気もするが固定資産税の不安から解放されたので後悔はしていない」とおっしゃっていました。
3. 金沢市にお住まいのD様が、「固定資産税の負担を考慮して相続不動産を手放した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 金沢市堅田町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 95.31m² | 土地面積 | 130.52m² |
築年数 | 42年 | 成約価格 | 600万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は金沢市にお住まいの40代D様です。
お父様がお亡くなりになり、市内にあるご実家を相続することになりました。
D様はすでに持ち家があり相続した実家に住む予定はありません。
しかし、ご実家の建っている土地は先祖代々の土地であり、D様は自身の子どもにも継いでほしいと考えています。
しかし、D様のお子様は現在10代であり、ご実家を引き継がせるまで時間がかかります。このままでは老朽化を防ぐための維持管理や固定資産税の支払いが負担になるためどのような方法で保有するのが最適か不動産会社に相談することにしました。
解決したいトラブル・課題
課題
実家を相続したものの、自分で住む予定はないためどのように保有するのが最適か知りたい。
D様は、ご実家を保有する際にかかるコストを気にしているため、建物を解体して土地として保有することも視野に入れています。
不動産会社の探し方・選び方
D様は相続した空き家について知見がありそうな不動産会社に相談することにしました。
いくつかの不動産会社をインターネットで調べ、
- 空き家の活用方法について記載されたページがあった
- 相続不動産についても知見がありそうだった
上記2点で信頼できると感じた不動産会社に相談することにしました。
D様の「トラブル・課題」の解決方法
相続した不動産をどのように保有するかを考える際には、固定資産税をはじめとする諸費用を含めた総合的な判断が求められます。
D様は相続した実家の維持管理が負担になることを懸念しており、最終的には更地にして保有したほうが良いのではないかとお考えです。
たしかに、空き家のまま保有し続けると維持費はかかりますが、固定資産税は建物がある方がむしろ安くなることがあります。
1. 建物が「ある」場合と「ない 」場合の固定資産税
建物がある場合、「住宅用地の特例」が適用され、固定資産税は6分の1、都市計画税は3分の1に軽減されます。
つまり、建物を解体してしまうと「住宅用地の特例」が適用できなくなり、住宅にかかる税金が高くなります。
しかし、建物を残しておく場合は管理を十分に行うことが重要です。
管理されていない場合、「特定空き家」に指定されます。
「特定空き家」に指定された場合は「住宅用地の特例」が解除され、建物が建っていても税金が高くなりますので注意が必要です。
2.「結果」
D様は弊社の説明を聞き、今後の管理を続けていくことが難しいと考えるようになりました。
加えて、特定空き家に指定されるリスクも考慮した結果、手放した方が今後安心して暮らしていけると思ったD様は売却することを選択しました。
D様のご実家は約4ヶ月で買い手が見つかり無事に手放すことができました。