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初めてでも安心!金沢市でスムーズにマンション売却する流れと注意点
2025.07.10コラム

金沢市でマンションの売却を考えているけれど、「何から始めていいか分からない」「失敗したくない」という不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。マンション売却は人生で何度も経験するものではないため、初めての方にとって複雑に感じられるのは当然です。
しかし、事前の知識と準備があれば、スムーズかつ有利な条件で売却を進めることができます。GreenWay不動産では、金沢市周辺での豊富な売却実績を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた真心のこもった対応でサポートしています。
この記事では、マンション売却の基本的な流れから、かかる費用、そして失敗を防ぐための重要な注意点まで、分かりやすく解説します。このガイドを参考に、金沢市でのスムーズなマンション売却を実現しましょう。
マンション売却の全体像と期間
マンション売却は、売却の準備から販売活動、売却後の税金の支払いまで多岐にわたる工程があります。一般的に、マンション売却にかかる平均的な期間は3ヶ月~半年程度とされており、市場の状況や物件の条件によっては長期間を要する場合もあります。
そのため、引渡しや確定申告までの流れを把握し、余裕を持ったスケジュールを立てることが非常に重要です。
マンション売却の基本的な流れ
不動産会社の仲介によるマンション売却は、通常以下の7つのステップで進められます:
- 事前準備 - 必要書類の収集や希望価格の設定
- 査定依頼 - 複数の不動産会社による価格査定
- 媒介契約の締結 - 売却活動を依頼する契約
- 売却活動 - 広告掲載や内覧対応
- 売買契約 - 買主との契約締結
- 引渡し・決済 - 残代金の受領と物件の引渡し
- 確定申告 - 譲渡所得税の申告手続き
各ステップは相互に関連しており、一つひとつを丁寧に進めることが成功の鍵となります。
マンション売却の各ステップと注意点
1. 事前準備
売却を成功させるためには、事前の準備が最も重要です。
希望する成約価格の設定
「いくらで売りたいか」を具体的に考えることから始めましょう。住み替えを伴う場合は、新居の購入費用や引越し費用も考慮に入れる必要があります。
スケジュールの立案
売却したい時期から逆算し、3ヶ月~半年程度の期間を見込んで計画を立てましょう。特に引越しが必要な場合は、新居の検討や引越し業者の手配も早めに行う必要があります。
必要書類の確認・準備
以下の書類を事前に準備しておくことで、売却活動がスムーズに進みます:
- 権利証(登記識別情報通知書)- 物件の所有者を証明する重要な書類
- マンションの管理規約
- 固定資産評価証明書
- 購入時の売買契約書
- 管理費・修繕積立金の額が分かる書類
- 固定資産税納税通知書
✓ポイント: 権利証は物件の所有権を証明する最も重要な書類です。紛失した場合は司法書士に相談し、本人確認情報の作成などの手続きが必要になるため、早めに確認しておきましょう。
2. 査定依頼
マンションをスムーズに売却するには、適正な売り出し価格の設定が重要です。そのために、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。
査定の種類
| 査定方法 | 特徴 | 精度 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
|
AI査定 |
過去の取引事例をAIが分析 |
低 |
即座 |
|
簡易査定(机上査定) |
物件情報と類似物件データで算出 |
中 |
数日 |
|
訪問査定 |
実際に物件を訪問し詳細調査 |
高 |
1週間程度 |
最も精度の高い査定結果を得るためには、訪問査定を依頼することをおすすめします。担当者が実際に物件を見ることで、室内の状況や周辺環境も含めた正確な評価が可能になります。
複数社比較の重要性
「査定額が高い」という理由だけで不動産会社を選ぶのは危険です。複数の不動産会社に査定を依頼し、各社の査定額とその根拠を比較することが重要です。これにより、市場価格と乖離した売り出し価格を設定する失敗を防げます。
✓ポイント: 査定額の根拠を詳しく説明してくれる不動産会社は信頼性が高いと判断できます。単に高い査定額を提示するだけでなく、その理由を論理的に説明できるかどうかを確認しましょう。
3. 媒介契約の締結
売却活動を依頼する不動産会社が決まったら、媒介契約を締結します。
媒介契約の種類
| 契約タイプ | 複数社との契約 | 自己発見取引 | 契約期間 | 報告義務 |
|---|---|---|---|---|
|
一般媒介契約 |
可能 |
可能 |
制限なし |
なし |
|
専任媒介契約 |
不可 |
可能 |
3ヶ月 |
2週間に1回以上 |
|
専属専任媒介契約 |
不可 |
不可 |
3ヶ月 |
1週間に1回以上 |
それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の希望や状況に合った契約方法を選択しましょう。
✓ポイント: 専任系の契約は不動産会社の責任が明確になり、積極的な売却活動を期待できます。一方、一般媒介契約は複数社に依頼できる自由度がありますが、各社の取り組み姿勢にばらつきが生じる可能性があります。
4. 売却活動
媒介契約締結後、本格的な売却活動が開始されます。
広告掲載
不動産会社を通じてホームページや各種広告媒体に物件情報を掲載し、購入希望者を募ります。
内覧の準備と対応
内覧はマンション購入の成約に直結する重要なポイントです。部屋の清掃と整理整頓、照明を明るくして開放感を演出することが大切です。
✓ポイント: 内覧時の印象は成約に大きく影響します。日頃から物件のメンテナンスを心がけ、内覧当日は明るく清潔な印象を与えるよう準備しましょう。また、物件の魅力を的確に伝えられるよう、アピールポイントを事前に整理しておくことも重要です。
5. 売買契約
購入条件の交渉が成立したら、売買契約を締結します。
重要事項説明と契約締結
契約前に重要事項説明書の内容をしっかり確認し、不明な点は必ず不動産会社に質問しましょう。
手付金の受領と違約金
一般的に、売買契約時に買主から手付金を受け取ります。売買契約締結後に売主の都合で売却を中止すると、違約金を支払う必要があるため、契約は慎重に行いましょう。
✓ポイント: 重要事項説明書と売買契約書は法的拘束力のある重要な書類です。内容を理解せずに署名・押印することは避け、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。
6. 引渡し・決済
引渡し当日は、残代金の受領、固定資産税等の精算、登記申請手続き、そして物件の引渡しが行われます。抵当権抹消登記や所有者の住所変更登記など、売主側が行うべき登記手続きを進めます。
✓ポイント: 引渡し当日は多くの手続きが集中するため、必要な書類や印鑑を事前に準備し、スムーズな進行を心がけましょう。
7. 確定申告
マンション売却後には、確定申告を行う必要があります。売却によって収入が得られた場合、取得費や経費を差し引いた額が「譲渡所得」として扱われ、課税対象となります。
確定申告を行うことで、「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除」などの税制優遇措置を受けられる可能性があります。マンションを売却した翌年の2月16日~3月15日までの間に行う必要があります。
✓ポイント: 売却益が出た場合はもちろん、損失が出た場合でも確定申告によって税制上の優遇措置を受けられる可能性があるため、必ず行いましょう。
マンション売却にかかる費用

マンション売却にかかる費用の総額は、成約価格の3.5~4%程度が目安といわれています。綿密な資金計画を立てておきましょう。
主な費用項目
| 費用項目 | 金額の目安 | 支払い時期 |
|---|---|---|
|
仲介手数料 |
成約価格の3%+6万円+消費税(400万円超の場合) |
契約時・引渡し時 |
|
印紙税 |
1,000円~6万円(契約金額により変動) |
契約時 |
|
抵当権抹消登記費用 |
1万円~3万円 |
引渡し時 |
|
譲渡所得税・住民税 |
譲渡所得の約20%~39% |
確定申告後 |
|
その他諸費用 |
数万円~十数万円 |
各種手続き時 |
仲介手数料
不動産会社に支払う成功報酬で、売買契約成立後に発生します。成約価格が400万円超の場合、上限額は「成約価格の3%+6万円+消費税」と定められています。
印紙税
売買契約書などの書類にかかる税金です。契約金額に応じて税額が決まります。
出典:「印紙税額の一覧表(第1号文書から第20号文書まで)」国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7140.htm
登記費用(抵当権抹消)
住宅ローンを完済する場合、抵当権抹消登記が必要です。登録免許税(不動産1つに対して1,000円)や、司法書士に依頼した場合の報酬がかかります。
所得税・住民税(譲渡所得税)
売却益(譲渡所得)に課される税金です。保有期間によって税率が異なります(5年以下は短期譲渡所得、5年超は長期譲渡所得)。
出典:「土地や建物を売ったとき」国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/05_3.htm
マンション売却時の重要な注意点
売却のタイミングを見計らう
新生活が始まる4月に向けてマンションを購入する人が多いため、中古マンション市場は2月~3月に活発化する傾向があります。この時期に売却するには、約半年前には事前準備を開始すると良いでしょう。
相場価格を参考に売り出し価格を決める
査定価格を参考に、適正な売り出し価格を設定しましょう。高すぎると売れ残り、安すぎると損をする可能性があります。過去の取引事例(国土交通省「不動産取引価格情報検索」)や、地域ごとの成約価格の相場を調べることも参考になります。
契約不適合責任への対応
売買契約を結ぶ際に「契約不適合責任」を問われないよう注意が必要です。これは、売却した物件に契約内容と異なる品質の不具合(瑕疵)があった場合に売主が負う責任です。
引渡しから一定期間内に買主が不具合を発見した場合、損害賠償請求や契約解除などをされる可能性があります。トラブルを防ぐため、売買契約書に瑕疵の事実を正確に記載し、買主に伝えることが大切です。
リフォームの検討は慎重に
売却前のリフォームは、かけた費用以上に成約価格が上がらない場合があり、損失につながる可能性があります。リフォームが必要かどうか、またどこをリフォームすべきかについては、不動産会社と相談の上で判断することが賢明です。
信頼できる不動産会社選び
マンション売却において、信頼できる不動産会社を選ぶことは非常に重要です。以下の点を確認しましょう:
- 査定価格の根拠を明確に説明できるか
- 宅地建物取引業の免許番号(更新回数が多いほど経験年数が長い)
- マンション売却実績が豊富であるか
- 担当者との相性
✓ポイント: 売却を成功させるためには、市場の動向を理解し、適切なタイミングで適正価格を設定することが重要です。また、瑕疵については隠さずに正直に伝えることで、後々のトラブルを防ぐことができます。
金沢市でマンション売却を成功させるポイント
地域特性の把握
金沢市は歴史と文化が息づく北陸の中心都市として、独自の魅力を持っています。北陸新幹線開通による首都圏へのアクセス向上、金沢城・兼六園などの観光資源、金沢大学をはじめとする教育機関の充実といった特徴を活かしたアピールが効果的です。
金沢市の不動産市場の特徴
金沢市の中古マンション市場には季節性(大学の入学時期に向けた需要の高まり)、エリア格差(中心部と郊外での価格差)、新幹線効果(金沢駅周辺の再開発に伴う価値向上)といった特徴があります。
地域に強い不動産会社の選定
金沢市での取引実績が豊富で、地域市場の動向やニーズを熟知している不動産会社を選ぶことが重要です。GreenWay不動産のような地域密着型の会社は、地域の顧客層や需要を深く理解し、地元のネットワークを活用した情報収集、きめ細かな対応が可能です。
✓ポイント: 金沢市は観光都市としての魅力と住みやすさを兼ね備えた都市です。これらの特徴を理解し、物件の魅力を最大限にアピールできる地域密着型の不動産会社を選ぶことが成功の鍵となります。
まとめ
マンション売却は、多くの工程と専門知識が必要となるプロセスですが、事前に流れや注意点、費用を把握し、信頼できる不動産会社と連携することで、初めての方でも安心してスムーズに売却を進めることが可能です。
特に金沢市では、北陸新幹線開通による利便性向上や観光都市としての魅力など、他の地域にはない独自の価値があります。これらの特徴を理解し、適切にアピールできる地域密着型の不動産会社を選ぶことが重要です。
GreenWay不動産では、金沢・野々市周辺での豊富な売却実績と地域に根ざした専門知識を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた真心のこもった対応でマンション売却をサポートいたします。
マンション売却でお困りの際は、まずは査定から始めてみませんか。このガイドを参考に、金沢市でのマンション売却を成功に導きましょう。不明な点があれば、積極的に不動産売却のプロである不動産会社に相談することをおすすめします。



